新型コロナウイルスのニュースが毎日報道されています。
お元気でお過ごしでしょうか?
今日は、感染症対策とマーケティング・ライティングの共通点について書きます。
新型コロナウイルスについては、どこで感染したかがわからない方が出てきていますね。
こうなってくると私は、人が大勢いるところに行くのは少し気になります。
ウィルスは目に見えないので、人によって、気にするかどうかや、気にする程度が異なりますね。
これからイベントの主催者、県・市・町などの自治体、学校などによって、対応の差が出てくるでしょう。
政府の専門家会議の有志メンバーによると、「これからの1〜2週間が、急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際」とのこと。
まだ爆発的な広がりは見られない段階のときにどのように動くかで、いざ爆発的に広がってしまったときの大変さが異なると思っています。
マスクや消毒薬はすでに品薄になってしまいました。
次に不足するのは何でしょうか…?
家庭によって、不足すると特に困るものが異なりますね。
たとえば、赤ちゃんがいる家庭だと、オムツ、母乳でなければミルクなど。
アレルギーがある、介護をしている、持病で薬を常用しているなどの理由で、特殊なものが必須な場合は、特にそれが手に入りにくくなると困ってしまいます。
もしあなたも思い当たるものがある場合は、早めに多めに手に入れておいてくださいね。
私は慎重派なので、少し前から食料の備蓄も増やしてきています。
武漢やイタリアの都市のように閉鎖されるなどして、あまり外出できない、物流が滞るような状況になっても大丈夫なように。
個人事業主は、会社の社長のようなもの。
何かがあっても自己責任です。
健康維持も仕事のうち、ということで、健康や食についても、最悪の事態を想定して、なるべく早めに備えるようにしています。
東日本大震災を経験したので、普段から防災対策として、防災ラジオ、電池、懐中電灯、大型の充電池、カセットコンロ…なども備えています。
といっても、悲観的になって、暗くなっているわけではありません。
むしろ、普段からできることを色々やっているので、必要以上の心配はしていません。
私は、打ち合わせもほとんどZoom(インターネットでTV会議ができるアプリ)でできてしまうので、たとえば電車が動かなくなっても問題がないのです。
本当にありがたいことです。
こう考えていると、東日本大震災後を思い出します。
その頃はIT系の企業の社員だったため、震災の後、会社のパソコンを持ち帰り、皆、自宅から会社の資料を開いて、仕事を続けていたのです。
自宅勤務ができると、会社としても仕事が止まってしまうことがありません。
社員としても、社会が混乱している中、無理に出勤しなくてもよいのは、とてもありがたいことでした。
新型コロナウイルスに話を戻します。
日本では今回も、人命第一ではなく、混乱を避けること等が優先にされているように私は感じています。
検査している人数が少ないために感染者の数が増えていないだけで、多くの方が想像している以上に、ウィルスが広がっている可能性もあります。
特に小さなお子さんがいる方は、来月始めまでの間に、どうか早め早めに備えてくださいね。
いざ不足してからでは、なかなか手に入りませんし、価格も上がってしまうからです。
東日本大震災の後も、スーパーマーケットの食料品や水が売り切れになってしまいました。
どんなものを備えればよいかがわからないという方には、厚生労働省による次のガイドを確認してみてください。
「新型インフルエンザに備えた家庭用食料品備蓄ガイド」厚生労働省
今回、流行っているのは新型コロナウイルスですが、上の新型インフルエンザに備えるためのガイドも参考になります。
関連情報:
新型コロナウイルス感染症(COVID19)情報サイト >>
医師・医学研究者が訳した信頼できる医学情報まとめ(各国の学会、政府機関など公的情報の日本語版)
今日は、ライティングやマーケティングとは関係がなさそうな内容について書いてきました。
ただ、「人がどのように考えるか?」を想像して行動するのは、マーケティングやライティングにも共通します。
たとえば、マスクが品切れになることを見越して、買い占めて高く売っている転売ヤーもそうです。
品薄になるものを予測して安いうちに買って、品薄になったら高く売ることによって、儲けようとしているわけですね
(健康にかかわるものを、そのように買い占めるのは、あまりほめられたことではないと思いますが…)。
これとは反対に、もともとマスクの在庫を沢山持っている薬局が、たとえば「マスク不足になっているので、先着900名様に無料でマスクを配布します!」というキャンペーンをすることで、テレビや新聞で取り上げてもらい、知名度を上げるということもできます。
人がほしがっているものを無料でプレゼントすれば、きっと薬局の好感度も上がりますね。
Webマーケティング関連では、今回の件で外出が減る結果、VOD(ビデオ・オン・デマンド)…家で映画やドラマなどを観るサービスの売上が伸びることが予測されています。
VODはたとえば、フジテレビのFODプレミアム、U-NEXTなどですね。
初めの月は無料で「鬼滅の刃」などのアニメ、ドラマや映画を観たり、無料期間中に最大1300ポイント分のコミックを無料で読んだりできます。
無料でポイントをもらえて、映画を観たりできるので、何か家で楽しいことをしたいというときに、うってつけなんですね。
蛇足ですが、VODは、うまくはまればアフィリエイト※もやりやすいです。
※アフィリエイトとは、人に商品・サービスを紹介して、紹介した相手がそれに申し込んだら、成果報酬をいただけるという紹介業です。
私も以前、本業の片手間にサイトアフィリエイトに取り組んで、これまでに200万円以上の副業収入を得ました。
今はWebサイトをほとんど更新していませんが、それでも1カ月あたり5〜10万円ほどの収入が入ってきます。
それは、Googleなどでの検索結果の上位に表示するための「SEO対策」をしてあり、Webサイトを訪問してくれる方が絶えないからです。
私の場合、報酬のほとんどがVODによるものです。
「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉もありますね。
風が吹くと土ぼこりがたって目に入り、目が不自由な人が増える。
目が見えない人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。
猫が減るとねずみが増え、ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶ。
ということで、意外なところに影響が及ぶことを言っています。
「風が吹けば桶屋が儲かる」というのは、深読みし過ぎかもしれませんが、ここまで深読みしなければ、比較的、可能性の高い予測もできるでしょう。
読者の心に響くライティングをするためにも、人がどんなとき、どんな言葉がけをされたら、どんな風に思い、どのように行動するかをよく想像・理解することが大切です。
人の心の理解が深まると、仕事もうまくいくのですね。
このように考えると、感染症や災害などの有事への対策にも、現状を調査するリサーチ力、人の感情・思考・今後の展開を想像する力は、役に立ちます。
色々書きましたが、ウィルスが広がらず、少しでも被害が小さくてすみますように、祈っています。
お互い元気で乗り越えましょうね!