最近、私は、お客さんのオンライン講座の
コンテンツ作り、メルマガのライティングなどを
しながら、ご縁のある方とオンラインで話して
情報交換をしています。
オンラインミーティングが気軽にできる
雰囲気になってきた今。
オンライン会議のアプリを使うことで、
地方に住む私でも、家にいながら
色々な地域の方と顔を合わせて
話せるのは、便利です。
普段、打ち合わせするとき以外は、
一人黙々と仕事をしているのですが、
人と話すと刺激になりますね。
(ちなみに仕事とは、
コーチ・セラピスト・カウンセラーをしている
企業や起業家の方の集客のお手伝いです。
先日はおかげさまで、メールとホームページ経由で
90万円の講座をお申し込みいただきました。
どんな仕掛けをしたのかについては、また後日…)
話が横にそれてしまったので、戻しますね。
女性起業家の知人Hさんと話して
学びがあったので、今日はそのことについて
書こうと思います。
ヒューマンアカデミーから表彰されました!の話です。
Hさんは、私と同じ中国地方在住。
ヒューマンアカデミーで講師をされています。
そのHさんが、全国の講師の中でトップ2~3人の
優秀講師として、ヒューマンアカデミーから
表彰されたというのです。
ヒューマンアカデミーで教えている講師は
全国でおそらく500人以上。
その中でトップ3に入るなんて、
素晴らしいですよね!!
Hさんが教えている校舎から推薦されて、
受賞につながったそうです。
どうして受賞できたのか?
話していて、その理由がわかりました。
Hさんが高く評価された理由は…
クライアント(今回の場合、ヒューマンアカデミー)
への貢献度が高い!ということです。
ご存知の方が多いと思いますが、
ヒューマンアカデミーは多くの講座を
開催している会社。
受講生の受講費が入ってこなければ、
経営を続けていけないビジネスです。
そのため、集客の一環として、
無料の講座を開催しています。
無料講座で人を集めて、
無料講座を受講した人に、さらに
学びを深められる有料講座を
紹介するのですね
(無料または、ごく低額で集客して、さらに
学びが必要な方に有料・少し高額な講座を
紹介するのは、よくあるビジネスモデルです)。
そのため、Hさんは有料講座だけではなく、
無料講座の講師もされているのですが…
Hさんが無料講座に参加した方(見込み客)に
有料講座を紹介すると、10人中10人が
受講を決めるというのです!
分割でも受講料を支払えないなど、
受講できない理由が特にない方で
Hさんが講座を勧めた方は、
ほぼ全員が受講を決めるとのこと。
勧めた人のうち、ほぼ全員が受講する
ということなので、勧めた人のうち、
成約(受講を決めた人)率がほぼ100%。
セールスしたことがない方は想像しにくい
かもしれませんが、成約率がほぼ100%
というのは、本当にスゴイことです。
セールス初心者が勧めた場合、
成約率は30%もいかないと思います。
それなのに、どうしてHさんは、
そんなに成約率が高いのでしょうか…?
申し込みをしないと帰さないなど、
ゴリ押しをしているのではありません。
無料講座に参加した方の話を聞いて、
一人一人に合った講座や、
受講するとムダになってしまうため
勧めない講座などを率直に伝えている
ということでした。
売り込みは、するのも、されるのも
嫌なもの。
売り込みしないで売れるのは、
理想的ですよね。
ところで、私がお伝えしたいのは、
Hさんのすごさではありません。
【クライアントの目的達成に貢献すると、選ばれる】
ということです。
どういうことかというと…
講座の講師であれば、メインの仕事は
受講生に教えること。
講座の受講生を獲得することでは
ありません。
そのため、最初は「どうして私が
講座の紹介をしなければならないの?」と
思っていたHさん。
そこから気持ちを切り替えて、
無料講座の後の無料相談で、
講座を勧めるところまでするように
なったそう。
繰り返しになりますが、
ヒューマンアカデミーが無料講座を
開催する目的は、受講生の獲得。
だから、ただ講座内容の説明をする
だけではなく、
講座申し込みにつながるように
話してくれる講師がいれば、
手放したくない講師
ということになるんですね。
このことに気がつかず、
「講座の説明をしてと言われたから」と、
とりあえず講座の説明をする講師と、
受講する気にさせてくれるHさん。
両者がいたら、選ばれるのは
当然Hさんですね。
やはり、頼まれた目の前の仕事だを
ただこなすのではなく、
顧客の目的を考えて、
顧客に喜ばれることを追求するのが大切。
と改めて思った話でした。
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★まとめ
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あなたは、普段やり取りしている
お客さんに何ができるでしょうか…?
依頼された仕事の目的を踏まえて、
どんな工夫ができるか考えてみてくださいね。
そして、ゴリ押しにならないよう、
提案してみてください。
ライバルより一歩突き抜けた存在になれますよ。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!